美容師国家試験の筆記課目【香粧品化学】の過去問とその解説がわかります。
でも、大丈夫。一つ一つ見ていこう。
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【美容師国家試験】過去問「香粧品化学」
香粧品化学の場合、化学という言葉に苦手意識を持つ人が多いです。
化学を勉強しているということではなく、シンプルに言葉の意味を暗記すると分かりやすくなるので、そこから始めましょう。
もう少し具体的に言うと、覚えるポイントをはっきりさせる。
- 物質名を略して覚える。
- そのカテゴリーを覚える。
- 効果(働き)を覚える。
例えば、第4級アンモニウム塩の場合。
図解するとこうなります。(※画像をタップすると大きくなります。)
こんな感じです。
「どこを覚えるか。」そこをはっきりさせることで、格段に力がつき問題が簡単に見えてきます。
また、過去問は有効ですが、新制度になってからの試験に限定しておくと混乱しなくなります。(以前は物理化学という教科でした。)
過去問第42回「問題と解説」
問36 界面活性剤に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 1)界面活性剤は、1分子中に親油基(疎水基)と親水基を有する。
- 2)界面活性剤の乳化作用は、臨界ミセル濃度(cmc)より高い濃度で発揮される。
- 3)界面活性剤の作用により、ファンデーションの粉体の顔料を基剤中に均ーに分散させることができる。
- 4)W/O型エマルジョンでは、水相に油滴が分散している。
4)が解答です。
油に水が分散しています。
問37 香粧品と関わりが深い有機化合物とその分類に関する次の組合せのうち、正しいものはどれか。
- 1)ケラチン ――― タンパク質
- 2)システイン ―― 炭化水素
- 3)ワセリン ――― 多糖類
- 4)セタノール ―― アミノ酸
1)が解答です。
2)システインは、アミノ酸
3)ワセリンは、炭化水素
4)セタノールは、アルコール
問38 紫外線とその防御に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 1)UV−B(中波長紫外線)は、皮膚に急性の紅斑を引き起こす。
- 2)紫外線は、皮膚に影響を与えるだけでなく、香粧品の品質を劣化させる原因となる。
- 3)SPF値は、主にUV−Bを防御する程度を示す値である。
- 4)紫外線による急性の炎症をサンバーンといい、PAはその防御効果の指標である。
4)が解答です。SPFです。
UV−A(サンタン)
徐々にメラニン色素を増加させ肌色を黒化します。
急性の炎症は起きません。
UV−Aの防止効果を表すのは、PAになります。
UV−B(サンバーン)
急性の炎症を起こし、紅斑(肌の赤み)になります。
UV−Bの防止効果を表すのは、SPF値になります。
問39 パーマ剤の有効成分に関する次の文章の( )内に入る語句の組合せのうち、正しいものはどれか。
「二浴式のパーマ剤は、( A )のような( B )を有効成分とする第1剤と、( C )のような( D )を有効成分とする第2剤からなる。」
- 1)Ⓐ臭素酸ナトリウムーーⒷ還元剤ーー©チオグリコール酸ーーⒹ酸化剤
- 2)Ⓐ臭素酸ナトリウムーーⒷ酸化剤ーー©チオグリコール酸ーーⒹ還元剤
- 3)Ⓐチオグリコール酸ーーⒷ還元剤ーー©臭素酸ナトリウムーーⒹ酸化剤
- 4)Ⓐチオグリコール酸ーーⒷ酸化剤ーー©臭素酸ナトリウムーーⒹ還元剤
3)が解答です。
問40 酸化染毛剤に含まれる成分と、そのはたらきに関する次の組合せのうち、正しいものはどれか。
- 1)過酸化水素 ―――――――― アルカリ剤
- 2)レゾルシン ―――――――― 調色剤(カップラー)
- 3)アンモニア水 ――――――― 酸化剤
- 4)メタフェニレンジアミン ―― 染料中間体
2)と 4)が解答です。(問題ミスです。)
1)過酸化水素は、酸化剤
3)アンモニア水は、アルカリ剤
過去問第43回「問題と解説」
問36 アルコールに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 1)エタノール(エチルアルコール)は、水に溶けない油分などを溶かす有機溶媒である。
- 2)イソプロパノール(イソプロピルアルコール)は殺菌力があり、防腐作用を持つ。
- 3)メタノール(メチルアルコール)は、化粧品基準で配合が認められている。
- 4)エタノールは、皮膚を引き締める収れん作用がある。
3)が解答です。
メタノールは毒性が強いので認められていません。
問37 油性原料に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 1)炭化水素は、炭素原子と水素原子だけでできた化合物の総称である。
- 2)ロウ類は、高級脂肪酸とグリセリンとのエステルで、クリームや口紅などに用いられる。
- 3)油脂が酸素や日光などの作用により変質することを酸敗という。
- 4)スクワランは動植物から得られる不飽和炭化水素であるスクワレンに水素を添加したもので、安定性に優れている。
2)が解答です。
ロウ類とは高級脂肪酸と高級アルコールのエステル化合物です
問38 界面活性剤に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 1)ノニオン界面活性剤は、水に溶かしたときに親水基が陰イオンになる。
- 2)石けんは、陰イオン界面活性剤である。
- 3)陽イオン界面活性剤として、第四級アンモニウム塩がある。
- 4)両性界面活性剤は、酸性の水溶液中では陽イオンに、アルカリ性の水溶液中では陰イオンになる。
1)が解答です。
ノニオン界面活性剤は水に溶かしたときにイオンは帯びない。
問39 パーマ剤に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 第1剤中の還元剤は、毛髪内のシスチン結合に水素を与えて切断する。
b 第2剤に用いられる酸化剤として、臭素酸ナトリウムは過酸化水素より酸化力が強い。
c モノエタノールアミンは、第1剤において還元剤として働く。
d 第1剤中のアルカリ剤によって、イオン結合が切断される。
- 1)aとb
- 2)bとc
- 3)cとd
- 4)aとd
4)が解答です。
b 過酸化水素のほうが強く、臭素酸ナトリウムはおだやかな酸化力
c モノエタノールアミンはph調整剤としてのはたらきがあります。
問40 パーマ剤及びヘアカラーの成分と役割に関する次の組合せのうち、正しいものはどれか。
- 1)アンモニア水ーーー調色剤(カップラー)
- 2)パラフェニレンジアミンーーー酸化剤
- 3)レゾルシンーーーアルカリ剤
- 4)チオグリコール酸ーーー還元剤
4)が解答です。
1)アンモニア水は、酸化染毛剤のアルカリ剤。
2)パラフェニレンジアミンは、染料中間体。
3)レゾルシンは、調色剤(カップラー)。
過去問第44回「問題と解説」
問36 香粧品原料とその分類に関する次の組合せのうち、正しいものはどれか。
- 1)メチルポリシロキサン ――― シリコーン油
- 2)ワセリン ――――――――― 植物性ロウ
- 3)ホホバ油 ――――――――― 鉱物油
- 4)セタノール ―――――――― 高級脂肪酸
1)が解答です。
2)× ワセリンは鉱物油。
3)× ホホバ油は植物性ロウ。
4)× セタノールは高級アルコール。
問37 界面活性剤の乳化作用に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 1)水相と油相とが乳化状態にあるものをエマルジョンという。
- 2)油相に水滴が分散している乳化型(タイプ)をO/W型という。
- 3)界面活性剤は分子内に親油基(疎水基)と親水基を持ち、乳化作用を示す。
- 4)界面活性剤がミセルを形成する濃度以上になると、乳化作用が発揮される。
2)が誤っているので解答です。
油相に水滴が分散している状態を油中水型(W/O型)という。
水槽に油滴が分散している状態を(O/W型)という。
問38 香粧品に用いられる成分とその配合目的に関する次の組合せのうち、誤っているものはどれか。
- 1)パラオキシ安息香酸エステル(パラベン) ――― 防腐剤
- 2)パラフィン ――――――――――――――――― 金属イオン封鎖剤(キレート剤)
- 3)パラアミノ安息香酸エステル ――――――――― 紫外線吸収剂
- 4)ジブチルヒドロキシトルエン(BHT) ――――― 酸化防止剤
2)が誤っているので解答です。
パラフィンは鉱物油であり、主にクレンジングクリームや、コールドクリームなどの原料として使う。
問39 パーマ剤第1剤に使用されるアルカリ剤に関する次の文章の( )内に入る語句の組合せのうち、正しいものはどれか。
「アルカリ剤は毛髪を膨潤させる作用を持つが、pHが高いほど膨潤度は( A )なる。アンモニア水とモノエタノールアミンがpHを大きく上昇させるのに必要な配合量は、ともに( B )が、アンモニア水は( C )性が高く、モノエタノールアミンは、( C )性がない。このため、第1剤の作用時間中に、アンモニア水は( C )によりアルカリ剤としての作用が徐々に弱まるが、モノエタノールアミンは持続する。」
- 1)Ⓐ大きく Ⓑ少ない ©揮発
- 2)Ⓐ大きく Ⓑ多い ©凝集
- 3)Ⓐ小さく Ⓑ少ない ©凝集
- 4)Ⓐ小さく Ⓑ多い ©揮発
1)が正しい。
問40 ヘアカラーに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 1)一時染毛料は、タール色素(法定色素)等を毛髪の表面に付着させて着色する。
- 2)脱色剤は、毛髪に含まれるメラニンを酸化して分解する。
- 3)酸化染毛剤は、1回のシャンプーで色落ちする。
- 4)染料中間体をカップラーとともに用いると、さまざまな色調に染毛できる。
3)が誤っているので解答です。
酸化染毛剤に使われる主な成分である酸化染料は、低分子のため、毛皮質の奥深くまで浸透し、酸化され重合する。
そのため、一回のシャンプーでは色落ちせず染毛の効果は長期間持続する。
過去問第45回「問題と解説」
問36 香粧品に配合される油性原料に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 1)高級アルコールは、炭素数の多いアルコールである。
- 2)炭化水素は、クリームや口紅などに配合される。
- 3)炭化水素は、石油から得られるもので、動植物からは得られない。
- 4)ロウ類は、高級アルコールと高級脂肪酸とのエステルである。
3)が解答です。
炭化水素は、石油だけでなく、動植物からも得ることが出来ます。例)スクワラン
問37 界面活性剤に関する次の文章の( )内に入る語句の組合せのうち、正しいものはどれか。
「界面活性剤の作用の一つに洗浄作用がある。この作用を示すものに石けんがあるが、これは、( A )界面活性剤である。また、油性原料を溶解した油相と水溶性原料を溶解した水相とを混合し、乳濁液【エマルジョン】を形成させる作用を( B )といい、非イオン【ノニオン】界面活性剤がよく用いられる。その他、ヘアリンス剤に用いられ、毛髪に対して帯電防止効果がある界面活性剤として、塩化アルキルトリメチルアンモニウムなどの( C )アンモニウム塩が挙げられる。」
- 1)A:陽イオン(カチオン) B:可溶化 C:第四級
- 2)A:陽イオン(カチオン) B:乳化 C:第一級
- 3)A:陰イオン(アニオン) B:可溶化 C:第一級
- 4)A:陰イオン(アニオン) B:乳化 C:第四級
4)が解答です。
問38 香粧品に用いられる成分とその配合目的に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 1)パラオキシ安息香酸エステル(パラベン)は、防腐剤である。
- 2)エチレンジアミン四酢酸(エデト酸、EDTA)は、紫外線吸収剤である。
- 3)グリセリンは、酸化防止剤である。
- 4)アルキル硫酸ナトリウムは、還元剤である。
1)が解答です。
問39 次のうち、パーマ剤第1剤に配合される成分に該当しないものはどれか。
- 1)システイン
- 2)臭素酸ナトリウム
- 3)モノエタノールアミン
- 4)チオグリコール酸
2)が解答です。
臭素酸ナトリウムは、酸化剤として、パーマ剤第2剤に配合されます。
問40 サンケア製品に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 1)サンタン製品は、UV−Aを透過させる。
- 2)SPF値は、UV−Bを防御する程度を示す値である。
- 3)酸化チタンは、紫外線を散乱させる。
- 4)サンスクリーン製品は、UV−Bのみを防御する。
4)が解答です。
サンスクリーン製品は、UV−A、UV−Bどちらも防御します。
過去問第46回「問題と解説」
問36 溶媒に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 1)水は、有機溶媒である。
- 2)メタノールは、化粧水の溶媒として用いられる。
- 3)イソプロパノールには、殺菌力がない。
- 4)アセトンは、エナメルリムーバーに用いられる。
4)が解答です。
1)水は無機溶媒なので誤り。
2)メタノールは有毒で配合を禁止されているので誤り。
3)イソプロパノールに殺菌力があるので誤り。
問37 香粧品に含まれる有機化合物とその分類に関する次の組合せのうち、正しいものはどれか。
- 1)セタノール ――― 炭化水素
- 2)ワセリン ―――― ロウ
- 3)ステアリン酸 ―― 脂肪酸エステル
- 4)システイン ――― アミノ酸
4)が解答です。
1)セタノールは高級アルコールなので誤り。
2)ワセリンは炭化水素なので誤り。
3)ステアリン酸は飽和脂肪酸なので誤り。
問38 香粧品に含まれる成分とその配合目的に関する次の組合せのうち、誤っているものはどれか。
- 1)パラアミノ安息香酸エステル ―――――――― 紫外線吸収剤
- 2)パラオキシ安息香酸エステル(パラベン) ―― 防腐剤
- 3)パラフィン ―――――――――――――――― 水性原料
- 4)パラフェノールスルホン酸亜鉛 ――――――― 収れん剤
3)が解答です。
パラフィンは炭化水素化合物なので誤り。
問39 パーマ剤に含まれる成分とその配合目的に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 1)システインは第2剤に含まれ、酸化剤として働く。
- 2)臭素酸ナトリウムは第2剤に含まれ、酸化剤として働く。
- 3)チオグリコール酸は第1剤に含まれ、還元剤として働く。
- 4)モノエタノールアミンは第1剤に含まれ、アルカリ剤として働く。
1)が解答です。
システインは第1剤に含まれる還元剤なので、誤り。
問40 ヘアカラー製品に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 酸性染毛料は、医薬部外品に分類される。
b 脱染剤には、強い酸化剤である過硫酸塩が用いられる。
c 酸化染毛剤第2剤中の過酸化水素から放出される酸素により、メラニン色素の分解が起こる。
d パラフェニレンジアミンは、もともと色を有する直接染料である。
- 1)aとb
- 2)bとc
- 3)cとd
- 4)aとd
2)が解答です。
a 酸性染毛料は医薬部外品ではなく、化粧品です。
d パラフェニレンジアミンは直接染料ではなく、染料中間体です。
過去問第47回「問題と解説」
問36 香粧品の水性原料である水とエタノールに関する次の文章の( )内に入る語句の組合せのうち、正しいものはどれか。
「多くの化粧水のように物質が均一に溶け合って液体となった溶液において、物質を溶かしている液体を溶媒といい、溶けている物質を( A )という。水のような炭素を含まない溶媒を( B )溶媒という。エタノールは水に溶けない物質を溶かす溶媒としての働きだけでなく、蒸発する際に皮膚の熱を奪って冷感を与えて皮膚組織を引き締める( C )作用も持っている。」
- 1)A:溶剤 B:無機 C:保湿
- 2)A:溶剤 B:有機 C:収れん
- 3)A:溶質 B:有機 C:保湿
- 4)A:溶質 B:無機 C:収れん
4)が解答です。
問37 油性原料に関する次の組合せのうち、誤っているものはどれか。
- 1)油脂 ――――――― オリーブ油
- 2)ロウ類 ―――――― ホホバ油
- 3)炭化水素 ――――― マイクロクリスタリンワックス
- 4)シリコーン油 ――― ワセリン
4)が解答です。
ワセリンは炭化水素です。
問38 界面活性剤に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
- 1)石けんは、陽イオン界面活性剤(カチオン界面活性剤)に分類され、洗浄力に優れている。
- 2)第四級アンモニウム塩は、陰イオン界面活性剤(アニオン界面活性剤)に分類され、ヘアリンス剤に用いられる。
- 3)レシチンは、両性界面活性剤に分類され、大豆や卵黄などから得ることができる。
- 4)ラノリンは、非イオン界面活性剤(ノニオン界面活性剤)に分類され、クリームや乳液などの乳化剤として用いられる。
3)が解答です。
1)石けんは陰イオン界面活性剤に分類されるので、誤った文章です。
2)第四級アンモニウム塩は陽イオン界面活性剤なので、誤った文章です。
4)ラノリンはロウでなので、誤った文章です。
問39 酸化・還元に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 1)過酸化水素は、染毛剤中で還元剤として作用する。
- 2)パーマ剤第1剤中のチオグリコール酸は、還元剤として用いられ、シスチン結合に水素を与える。
- 3)パーマ剤第2剤中の臭素酸ナトリウムは、毛髪内のシスチン結合を酸化により再結合させる。
- 4)抗酸化剤は、香粧品の自動酸化を防ぐ。
1)が解答です。
過酸化水素は、還元剤ではなく酸化剤です。
問40 ヘアカラー製品に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 1)パラフェニレンジアミンは、毛髪内部まで浸透し、重合により発色する。
- 2)脱色剤は、毛髪内部のメラニン色素を酸化して分解する。
- 3)酸化染料は、ヘアマニキュアに配合される。
- 4)染料中間体をカップラーとともに用いると、さまざまな色調に発色する。
3)が解答です。
ヘアマニキュアは酸化染料ではなく、酸性染料です。
過去問第48回「問題と解説」
問36 アルコールに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 1)エタノール(エチルアルコール)は、水に溶けない化合物を化粧品に配合するための溶媒として用いられる。
- 2)メタノール(メチルアルコール)は、消毒・殺菌作用を持ち、化粧品に配合される。
- 3)セタノール(セチルアルコール)は、高級アルコールの一種で、乳化助剤として用いられる。
- 4)グリセリンは、天然の油脂を分解して得られるアルコールの一種である。
2)が解答です。
メタノールは毒性が強く化粧品基準での配合が禁止されています。エタノールとよく間違えるので注意しましょう。
問37 界面活性剤に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 界面活性剤は、クリームに用いられることはない。
b 界面活性剤は、水溶液中で必ずイオン化して作用を発揮する。
c 陽イオン界面活性剤は、毛髪への吸着性に優れている。
d アルキル硫酸ナトリウムは、シャンプー剤に用いられる。
- 1)aとb
- 2)bとc
- 3)cとd
- 4)aとd
3)が解答です。
a 非イオン界面活性剤が乳化剤としてクリームに用いられているので、誤った文章です。
b 非イオン界面活性剤は水溶中でイオンにならないので、誤った文章です。
問38 香粧品原料に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
- 1)キトサンは、キチンから得られる高分子化合物である。
- 2)ラノリンは、羊の毛から得られるロウである。
- 3)じゃ香(ムスク)は、植物性香料である。
- 4)β−カロチンは、ニンジンに多く含まれる天然色素である。
3)が解答です。
じゃ香(ムスク)は、動物性香料です。
問39 香粧品に用いられる成分とその配合目的に関する次の組合せのうち、誤っているものはどれか。
- 1)パラオキシ安息香酸エステル(パラベン) ―― 防腐剤
- 2)パラアミノ安息香酸エステル ―――――――― 金属イオン封鎖剤(キレート剤)
- 3)グリセリン ―――――――――――――――― 保湿剤
- 4)ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)――――― 酸化防止剤
2)が解答です。
パラアミノ安息香酸エステルは紫外線吸収剤です。
問40 パーマ剤やヘアカラーの成分とその配合目的に関する次の組合せのうち、正しいものはどれか。
- 1)アンモニア水 ―――――――― 調色剤(カップラー)
- 2)パラフェニレンジアミン ――― 酸化剤
- 3)レゾルシン ――――――――― アルカリ剤
- 4)チオグリコール酸 ―――――― 還元剤
4)が解答です。
1)アンモニアはアルカリ剤です。
2)パラフェニレンジアミンは染料中間体です。
3)レゾルシンは調色材(カップラー)です。
【美容師国家試験】香粧品化学 過去問まとめ
香粧品化学は出題率の高いものがある程度、決まっています。
酸化防止剤や紫外線吸収剤など、香粧品に配合されているものの名称。
色材の種類とその効果。香水、UV系など。
まずは出題率の高いものから始めると良いでしょう。
教科によって出題傾向が変わるので、しっかりポイントを抑えた効率的な勉強をしていきましょう。
今までは過去問を解いていたら何とかなるような風潮がありました。
しかし、第47回から出題傾向が少し変わってきています。
そんな背景もあり、よりポイントを押さえた学習が必要になりました。
今回リニューアルされた下記の国家試験の対策と問題集はその変化に対応しています。
とくに勉強が苦手だという人は利用してみることを検討してください。
そのポイントをおさえた問題集がこちらです。
(注:時期的に売り切れているかもしれません。)
また、過去4回分までを網羅した最新の過去問題集も紹介しておきますね。
今回の過去問の解説は第42回・第43回・第44回のみですが、今後新制度になってからの過去問が増えていくので、その都度更新していく予定です。
今回は受験しないよっていう人も時々のぞいてみて下さい。
また、全科目のまとめた記事もあるので、参考にしてください。
↓↓
教科ごとに見たいという人はこちらから。
↓↓
今回の記事はこれでおしまいです。
最後まで読んでくれてありがとうございます。
それではまた。