- 1章
- 2章
- 4章
- 5章
- 6章
各章1問ずつ出題されています。
やはり、美容に関係する部分が多く出題されているようです。
人体の構造及び機能と同様に使われる単語自体が難しいというか、聞きなれない単語なので、過去問を解くときにも徹底して単語を覚えましょう。
美容保健│皮膚科学│過去問集
まもなく教科書の内容も変わることが決まっているので、それ以上前の過去問を解いてもギャップが生まれる可能性があります。
それをふまえて、このサイトでは直近4回分の過去問を解説しています。
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※奇数回が冬の試験、偶数回が夏の試験になります。
第50回過去問(最新)
問31.皮膚の構造に関する次の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。
a 皮膚の厚さは部位による差がなく、均一である。
b 皮膚の最も外側にある表皮は、その95%が色素細胞(メラノサイト)で成り立っている。
c 表皮と真皮の境目が波形であることは、皮膚の弾力性の一因である。
d 真皮の下方には、多量の脂肪を含んだ皮下組織がある。
① a と b
② b と c
③ c と d
④ a と d
問32.毛の構造に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
① 皮膚表面に出ている毛の部分を毛根という。
② 毛の3つの層のうち、中心部を毛小皮という。
③ 毛皮質の細胞には、褐色のメラニンが含まれる。
④ 毛髄質は、ウロコのように角化した透明な核のない細胞からなる。
問33.皮膚と皮膚付属器官の生理機能に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
① 皮膚では、痛覚が最も鋭敏で、温覚が最も鈍い。
② 皮脂の分泌は20~25歳頃から増え始め、高齢になるほど増加する。
③ 手掌、足底、腋窩から、温度と関係なく精神的な感動によって急激に汗が出ることがある。
④ 爪は、爪母が取り除かれると再生しない。
問34.皮膚と皮膚付属器官の保健に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
① 糖尿病があると、細菌や真菌による皮膚疾患にかかりやすい。
② 肝臓障害により、皮膚に強いかゆみを生じることがある。
③ 更年期の女性では、フケの増加やひげの発育がみられることがある。
④ 貧血があるとチアノーゼの状態になり、皮膚は紫色を帯びる。
問35.皮膚疾患とその原因に関する次の組み合わせのうち、誤っているものはどれか。
① 頭部白癬(シラクモ)ーーー 細菌
② 帯状疱疹 ーーー ウイルス
③ 伝染性膿痂疹(トビヒ)ーーー 細菌
④ 疥癬(ヒゼン)ーーー ダニ
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第49回過去問
問31.次の細胞のうち、表皮に最も多く含まれるものはどれか。
① 色素細胞(メラノサイト)
② 角化細胞(ケラチノサイト)
③ 線維芽細胞
④ ランゲルハンス細胞
問32.皮膚付属器官の構造に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
① 毛母には、色素細胞が多数存在する。
② 立毛筋は、すべての毛包についているとは限らない。
③ 手掌や足底には、独立脂腺が分布している。
④ エクリン腺は、生まれたときから全身のほとんどの皮膚に分布している。
問33.皮膚の保護作用に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
① 脂肪膜には、機械的外力に対する保護作用がある。
② メラニンには、光線に対する保護作用がある。
③ ケラチンには、化学的刺激に対する保護作用がある。
④ 皮膚常在菌には、微生物に対する保護作用がある。
問34.疾患と皮膚の状態に関する次の組合せのうち、誤っているものはどれか。
① 心臓疾患 ―― 蕁麻疹(じんましん)
② 肝臓障害 ―― 黄疸(おうだん)
③ 腎疾患 ――― むくみ
④ 糖尿病 ――― 細菌や真菌による皮膚疾患
問35.次の疾患のうち、感染性の皮膚疾患に該当するものはどれか。
① アトピー性皮膚炎
② 尋常性乾癬(かんせん)
③ 尋常性白斑
④ 頭部白癬(はくせん)
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第48回過去問
問31.皮膚の構造に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
① 表皮は、皮膚表面より順に基底層、有棘(ゆうきょく)層、顆粒(かりゅう)層、角質層の4つの細胞層からなる。
② 色素細胞(メラノサイト)は、表皮細胞の95%を占める。
③ 真皮の外側には、多量の脂肪を含んだ皮下組織がある。
④ 真皮は表皮の数倍の厚さの層で、膠原(こうげん)線維や弾性線維を含む。
問32.皮膚付属器官の構造に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
① 睫毛(しょうもう)(まつ毛)、耳毛、鼻毛以外の毛は、皮膚表面から垂直に生えている。
② 毛母の部分には色素細胞が多数存在し、毛に色素を与えている。
③ 立毛筋は、毛包の一部がやや隆起した部分(毛隆起)に付着している。
④ 毛は、ケラチンという硫黄を含むタンパク質の一種からなる。
問33.皮膚と皮膚付属器官の生理機能に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
① 皮膚の表面にある脂肪膜は弱酸性で、細菌などの発育を抑制する。
② 脂肪膜と角質層のケラチンは、化学的刺激に対する保護の働きをする。
③ 男性ホルモンは、脂腺の発育を促進する。
④ エクリン腺の汗はアルカリ性で、アポクリン腺の汗は酸性である。
問34.皮膚と紫外線に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
① 紫外線のうち、UVCの波長が最も長い。
② UVBは、UVAに比べて皮膚に対する刺激が強い。
③ メラニンが産生され、皮膚の色が濃くなることをサンバーンという。
④ 紫外線により生じる紅斑のことをサンタンという。
問35.次の感染性皮膚疾患のうち、ウイルスを病原体とするものはどれか。
① 伝染性膿痂疹(のうかしん)
② 疥癬(かいせん)
③ 伝染性軟属腫(ミズイボ)
④ 頭部白癬(はくせん)(シラクモ)
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第47回過去問
問31.皮膚に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
① 頭の皮膚は厚くて強く、ゴムのようなかたさと弾力を持っている。
② 体幹の皮膚は、腹側よりも背側の方が厚い。
③ 顔の皮膚は、全体的に厚さが均一である。
④ 耳を覆う皮膚の皮下組織は少なく、皮下脂肪はほとんどない。
問32.皮膚付属器官に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
① 毛根の下端のフラスコ状に膨らんだ部分を毛幹という。
② 脂腺は、手掌や足底に最も多く分布する。
③ 汗腺には、エクリン腺とアポクリン腺がある。
④ 爪の主な成分は、エラスチンである。
問33.皮膚と皮膚付属器官の生理機能に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
① 皮膚に冷たい刺激を与えると、立毛筋が収縮して、いわゆる鳥肌反応(立毛筋反射)が起こることがある。
② 脂腺の発育は、女性ホルモンの刺激によって行われる。
③ 温度と関係なく精神的な感動によって手掌や足底、腋窩(えきか)から急激に汗が出ることがある。
④ 皮膚の表面にある脂肪膜は弱酸性で、細菌の増殖を抑制する。
問34.皮膚と皮膚付属器官の保健に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか
① 肝臓障害によって胆汁色素が皮膚に沈着すると、皮膚は紫色を帯びる。
② 更年期の女性では、フケの増加やひげの発育、四肢の硬毛の発育がみられることがある。
③ 尋常性痙瘡(ざそう)(ニキビ)のなかには、便秘により悪化するものがある。
④ UVAは真皮にまで達し、しわやたるみを招く。
問35.皮膚の疾患と病原体に関する次の組合せのうち、正しいものはどれか。
① 伝染性軟属腫(ミズイボ) ――― 細菌
② 伝染性膿痂疹(のうかしん)(トビヒ) ――― ヒゼンダニ
③ 帯状疱疹(ほうしん) ――― 真菌
④ 尋常性疣贅(ゆうぜい) ――― ウイルス
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美容師国家試験│皮膚科学│過去問解説│まとめ
- 1章
- 2章
- 4章
- 5章
- 6章
各章1問ずつ出題されています。
過去問で出題されている箇所を教科書で確認し、その前後も読んでおくと問題が解きやすくなるはずです。
また、教育センターのワークブックと下記の模擬問題集は出題傾向を読み取りやすいので参考にしてください。
2025-2026年版 美容師国家試験合格対策&模擬問題集 [ JHEC[日本美容教育委員会] ]
このサイトでは他の教科の過去問も掲載しています。
下にリンクを貼っておくので、必要な人だけ利用してください。
筆記勉強は自分との戦いです。
合格を祈っています。
最後までありがとうございました。
それではまた。