スタイリストになって数年たつけど、あまりお給料変わらない。
毎日同じことの繰り返しでつまらなくなってきた。
\そんな美容師さんに向けた記事/
仕事に余裕が出てくると、こんなことを考えがち。
なんとなくマンネリ化しているのはお客様を担当する数に変化がないから。
つまり、「リピート率」と「集客」に改善点があります。
そして、お給料が変わらないのは、この2つの要素と「客単価」に改善点があるからです。
タイトルにある通り、美容師としての売上200万円を達成すると悩みは解消していきます。
この記事では、それぞれの要素の改善点をシンプルにまとめ、ひとつひとつの詳細は別記事に。
具体的な例をあげながら改善方法を提案しているので、そちらも参考にしてくださいね。
美容師が売上200万を達成する3つの要素と方法
- 集客
- リピート率
- 客単価
少しいまさらな気もしますが…
大きく分けると、この3要素。
一つ一つの要素で結果を出すための方法を簡単に解説していきます。
集客
- SNS
- 広告
- 紹介
集客についての悩みは多いです。
パッと思いつく方法はこの3つ。
- SNS集客
-
成果が出るのに時間がかかりますが、個人でやるなら手軽に始められる方法。
- 広告媒体
-
次にホットペッパーなどのプラットフォームをつかった広告。
成果が早く出るメリットがありますが、お金がかかります。
個人では無理があるので、オーナーとの相談が必要。
色々な条件はありますが、メディアに露出する方法が一番てっとり早いかもです。
これも広告の一つ。
- 紹介
-
理想的な新規獲得方法。
比較的成果が速く出て、費用もほとんどかかりませんが、実力が問われる。
大切なことはターゲットを絞った打ち出し方。
意外とできていない人が多いかも。
最初からオールマイティーにどんな世代でもというのはちょっと無理。
それに関しては、最低限の顧客数を確保してから考えた方が良いです。
リピート率
- カウンセリング力
- 技術力
- 戦略的来店予約
- クロージング
リピート率を上げることが最優先。
リピート率が低ければ200万どころか、100万の売り上げも見込めない。
- カウンセリング
-
プレ(施術前のカウンセリング)
オン(施術中のカウンセリング)
アフター(施術後のカウンセリング)
それぞれに抑えるポイントがあります。
忙しさやこちらの都合に関係なく仕事の一つとして丁寧に。
- 技術力
-
悩みを解消し希望を叶える技術力は必須。
まずは自分の好きな技術を伸ばし「特化」させましょう。
実際にお客様の悩みに触れていくたびに自分に必要な知識や技術がわかります。
やるべきことが具体的になるので、そこからさらに技術の幅を増やしていく。
そんな流れを作ると、知らないうちに技術力は上がっています。
- 戦略的来店予約
-
次回の来店予約をとりましょう。
このセリフ、一度は言われたことがある美容師さんも多いのでは。
意識するのはアフターカウンセリングからつなげる予約。
次回の予約で大切なことは、スタイルの変化や飽きを伝えること。
つまり、スタイルとお客様の心の変化を予測し、伝える。
自己満足ではなく、お客様と同じ方向を見ることで次回予約につながります。
同時に確実に来店していただける継続的な戦略も必要。
- クロージング
-
紹介による新規を獲得するための大切なクロージング。
スタイルや技術とは関係なく、お客様のための一言が言えたり、表現できる貴重な時間です。
お客様が笑顔で帰れるよう最後まで丁寧に。
またお客様に来てもらいたいと思うまえに、この人の為に何ができるか考えることが大切です。
最初は自分にできること、引き出しを増やしていく。
自己肯定感がある美容師ほどリピート率は上がります。
客単価
- 自分の価値を知る。
- 本当に必要なものだけを。
- 引き算をしながらベースを上げる。
- 人のお財布を考えない。
客単価自体を意識するよりも結果として上がるというスタンス。
入り口がお金のことになると大抵うまくいかないです。
- 自分の価値を知る
-
どの分野でも良いので、唯一の美容師になれているか。
知識や技術に自信がなくても、常に学んでいるか。
自分自身を第三者目線で見てみましょう。
お客様が価値を感じられなければ、その対価は発生しません。
- 必要なものだけで、メニューを追加しない
-
客単価を意識した時点で、人を選ばず全員にトリートメントなどのメニューを追加しがちです。
やめたほうがいいことの№1。
失客のリスクを無駄に上げているし、そもそも相手と同じ方向を見ていない。
- 引き算しながらベースを上げる
-
美容師は一般の人よりも髪に関しての知識があります。
もし、必要ないものを望んだら単価が下がったとしてもプロとして伝えましょう。
それが信頼につながり、相手にメリットを与えるチャンス。
例えばカラーとトリートメントなら、トリートメントをしないでカラー自体のベースを上げて単価を上げた方が、相手は納得します。
もちろん、トリートメントをした時よりも仕上がりが良いことが前提です。
これが相手のメリットを考えた施術になり、忘れてはいけない基本的な考え方。
- 相手のお財布の中身を考えない
-
無駄に単価を上げようという下心がある美容師こそ過敏になりやすい。
必要なものであれば提案するのが美容師の責任の一つ。
相手に対して誠実であれば、ちゃんと伝わります。
(※ベネフィット=これをすることで、こういうメリットがあるということ)
あなただからできる価値提供が大切。
価格に見合った価値があるか。
もしくはそれ以上のメリットを与えられているか。
単価のことは考えず、良いと思うことをしっかり提案していきましょう。
美容師|売上200万円を達成するには?|まとめ
- 集客
- リピート率
- 客単価
美容師に限らず、普遍的ですが売上を伸ばすにはこの3つの要素が必要。
次に、売上200万を達成するために自身がやることをチャート方式でまとめます。
技術も含め、自身の成長が必須です。
その中でブランディングしてくことで指名率も同時に上げていきます。
ターゲットをしぼり、ツールや手法を選びます。
お客様が、価値を感じる仕上がりにする。
それに見合った妥当な客単価を設定。
簡単にまとめるとこんな感じです。
それぞれのコンテンツで細かく分けて別記事にしているので、参考にして下さいね。
集客
リピート率
客単価
それぞれ結果を出すのは一朝一夕にはいきません。
経験も知識も技術力もお客様とともにあり、時間もそれなりにかかります。
結果を焦らないでください。
自分の成長を少しずつ実感できるはず。
今回も最後まで読んでくれてありがとうございます。
それでは、また次の記事で。