数年、美容師をしていると色々考えます。
まわりと比較もします。
「このまま美容師を続けていくか、辞めて別な道に進むか。」
美容師じゃなくても、社会人として働いている人はいずれ考えます。
特別なことじゃなく、自然にそういうことを考える時期になったということです。
美容師は、お客様の髪型やイメージを変え、人生に輝きを与える素晴らしい仕事。
しかし、美容師は、次にあげる働きにくさもあります。
- 給料が安くて生活が苦しい
- 休みが少なくてプライベートが充実しない
- お客様の要望に応えられなくて自信がなくなる
- 上司や同僚との人間関係がうまくいかない
- 身体や心が疲れてモチベーションが下がる
- スキルアップの機会がない
- クレームやトラブルに対処するのがストレスフル
美容師を辞める一番の要因は、収入の問題です。
美容師のお給料(収入)について、一般的な具体例と、学歴含めた他業種との比較した記事のリンクを貼っておくので、気になる人はのぞいてみてください。
また、体力的にも限界を感じ、人間関係に疲れ、スキルアップの機会を待ち望むこともあります。
クレームやトラブルに対処するのはストレスフルで、美容師を辞めたくなることもあるのではないでしょうか。
このように、美容師としてのキャリアにおいて悩みや問題に直面することは決して珍しいことではありません。
「もういやだ!今すぐ辞めたい!」
そう思っている人もいると思います。
しかし、感情的に美容師を辞める選択をする前に、もう一度立ち止まり、熟考してみましょう。
- 美容師を辞めることで、本当に悩みを解決できる?
- 新たなキャリアに挑戦することで、今よりも充実感を感じられる?
- 美容師としての経験やスキルを活かす方法はある?
この記事は、美容師として悩みを抱える皆さんに向けて書いた記事です。
具体的には、下記のことについて探求していきます。
- 美容師を辞めるメリットとデメリット
- 美容師を辞めた後のキャリアプラン
- 美容師を辞めずに悩みや問題を解決する方法
美容師を辞めることのメリットとデメリットを比較し、新たなキャリアを考える際の方針を見つける手助けとなるはずです。
また、美容師としてのキャリアを続ける方法や、仕事の楽しみを見つけるためのアイデアも共有します。
最終的に、自分の幸福と充実感を取り戻すための一歩を踏み出す際の参考にしていただければ幸いです。
Contents
美容師 辞めるメリット・デメリット
まずは、美容師を辞めることのメリットとデメリットについて考えてみましょう。
美容師を辞めることで得られるメリットは、以下のようなものがあります。
- メリット
-
- 給料が上がる。
- 残業や休日出勤が減る。
- 休みが増える。
- 体力的に楽になる。
- 人間関係から解放される。
- 自分の好きな仕事や分野に挑戦できる。
-
あくまで可能性の範囲内ですが、現状の悩みを解決できるメリットだと思います。
一方で、美容師を辞めることで失われるデメリットは、以下のようなものがあります。
- デメリット
-
- 美容師として培ったスキルや経験が活かせなくなる
- 新しい仕事や分野に適応するのに時間や労力がかかる
- 新しい仕事や分野で失敗するリスクが高まる
- 新しい仕事や分野で満足感や達成感を得られない
- 新しい仕事や分野で人間関係に悩む
- 美容師としてのアイデンティティやプライドを失う
以上のメリットとデメリットを比較してみると、表裏一体の部分もありますね。
美容師を辞めることは、決して簡単な決断ではないことがわかります。
美容師を辞めることで、一見良いことが多そうに見えても、実際には様々な不安やリスクが伴います。
また、美容師を辞めることで、本当に自分の望む生活やキャリアが手に入るとは限りません。
だからこそ、辞めた後のキャリアプランが大切になります。
では、実際に美容師を辞めた後、キャリアプランはどうすれば良いのか。
次の項目で具体的に考えてみましょう。
美容師 辞めた後のキャリアプラン
どんな仕事が選べるの?
美容師を辞めた後のキャリアプランは、大きく分けて以下の3つのパターンがあります。
- 美容業界にとどまる。
- 美容業界から離れる。
- 独立する。
それぞれ具体的な例とメリット・デメリットを見ていきましょう。
美容業界にとどまる
美容師としてではなく、他の職種や役割で美容業界に関わるということです。
- アイリスト(※近年№1の転職先)
- ヘアメイク
- 美容学校の講師や教育担当
- 美容商材の販売員や営業担当
- 美容雑誌やウェブサイトの編集者やライター
- 美容関連のイベントやセミナーの企画や運営
- 美容関連のコンサルタントやアドバイザー
などがあげられます。
このパターンのメリットとデメリットは以下になります。
- メリット
-
- 美容師として培ったスキルや経験が活かせる
- 美容業界に詳しい人や情報に触れられる
- 美容業界に興味や関心がある人と交流できる
- デメリット
-
- 新しい職種や役割に適応するのに時間や労力がかかる
- 新しい職種や役割で満足感や達成感を得られない
- 新しい職種や役割で人間関係に悩む
- 給料や待遇が改善されない
要注意近年№1人気のアイリストの会社は技術の研修環境が整っていない場合が多いです。
つまり、美容学生時代にスキルを修得していないと厳しい。
ヘアメイクアーティストも同じです。
同じ業界とはいえ学ぶことは多いです。
参考になるかはわかりませんが、関連記事のURLを貼っておきますね。
業界に残って就職先、転職先を探すときの気を付けなければならないことがあります。
- 自分の狭い世界だけで就職先を選びがち。
- 安易に知人の紹介を頼る。
- 就職先の情報がはっきりしない。
美容師は情弱です。
それでも、誰しもが今よりも良い環境に身を置きたいはず。
地域ごとの情報や求人が把握でき、面倒な交渉を代理してくれるようなキャリアコンサルを利用するのが確実です。
なにより視野が広がり、自分の知らなかった新しい世界が見れます。
大切なのは自分のキャリアを理解してくれて、最新の情報を提供してもらうこと。
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美容業界から離れる
美容業界から離れるということは、美容業界と関係のない全く新しい職種や分野に挑戦するということです。
- 事務職やオフィスワーク
- 接客業やサービス業
- 製造業や物流業
- 教育業や福祉業
- IT業やクリエイティブ業
などがあげれます。
美容師としての経験やスキルを生かすのではなく、全く新しいキャリアに挑戦することを意味します。新しい道を歩む際には、以下のメリットとデメリットを考慮する必要があります。
このパターンのメリットとデメリットは以下になります。
- メリット
-
- 新しい職種や分野での成長と挑戦ができる。
- 違った視点から仕事を学び、自身のスキルセットを多様化させることができる。
- 新たな人間関係や環境での経験を通じて、自分自身を発見し、成長するチャンスが広がる。
- デメリット
-
- 適応するのに一定期間の時間と労力がかかる。
- どうしても挑戦する場面が多くなるので、ストレスや挫折感に直面することがある。
- 給料や待遇が現状よりも悪くなることもある。
美容業界から離れる決断は、自己成長や新たなチャレンジを追求するための一歩として魅力的な選択肢です。
しかし、新しい職種や分野に進む前に、じっくりと準備をし、将来の目標と価値観を考えることが大切です。
でも、どう準備していいのかわからない。。。
そうだよね
興味のある仕事の情報を知ることが、準備の第一歩だよ
そうは言っても、他の業界を詳しく知ることは個人のチカラでは簡単ではないです。
異業種を知るなら転職のエージェントに登録してしまうのが楽。
転職エージェントに登録するのちょっと抵抗ある。。。
気持ちはわかる。
でも、無料だから気軽に使ってみるのはアリだと思うよ。
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自身の強みや興味を踏まえて、新たなキャリアに向けてのステップを着実に踏んでいくことが成功への鍵となります。
そんな相談もできるのが転職エージェントの魅力の一つです。
また、業界を変えるならPCスキルは今以上に必須です。
ほとんどの場合、美容師だった人の最終学歴は高卒になります。
美容の世界とは比べられないほど、学歴の壁も。
それを補うスキルは学んでおいた方が良いです。
美容業界にいた人ならはまりやすいデザイン系で、副業としても汎用性の高いWEBデザインや、動画編集は勉強して損はないと思います。
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美容師を辞めるかどうかの決定は、慎重に行うべきものであり、将来に向けての計画を立てる際には自分自身の目標や価値観に合った選択をすることが大切です。
美容師としての経験やスキルは、新しいキャリアにおいても生かせる場面があるかもしれませんし、自身の可能性を広げる新たな道を歩むことも素晴らしい冒険となるでしょう。
どの選択をするにせよ、自分自身の幸福と成長を考え、最良の決断を下すことが大切です。美容師としての経験が、次のステージに向けての貴重な一歩となることを願っています。
美容で独立した場合
独立は少し特殊なので、メリットとデメリットについて、それぞれ少しだけ詳しく解説します。
- メリット
-
- 自由なスケジュール
- 自分でスケジュールを管理できます。
休みや仕事の時間を調整しやすく、プライベートとの両立がしやすくなります。
- 収益の可能性
- 自分の価値を正確に評価し、収益を最大化できる機会があります。
顧客からの料金を直接受け取ることができ、経済的な成功が期待できます。
- クリエイティビティの自由
- 自分のビジョンやスタイルに忠実になる機会が増えます。
新しいスタイルやトレンドを試す自由があり、クリエイティビティを発揮できます。
- 独自のブランド構築
- 自分のブランドを構築できます。
ロイヤルティを高め、忠実な顧客を獲得しやすくなります。
- 選べる場所
- サロンの場所を自分で選択できます。
自宅サロン、移動型サービス、または都市の中心にサロンを開業するなど、自分の環境を選べます。
- デメリット
-
- 費用負担
- サロンの賃貸料、設備、保険、広告、税金などの多くの費用がかかります。
これらの費用を管理する必要があります。
- リスク
- 独立することはリスクを伴います。
ビジネスがうまくいかない場合、収入が不安定になる可能性があります。
- 顧客の獲得と維持
- 自分で顧客を獲得し、維持する必要があります。
競争が激しい美容業界では、信頼性と顧客サービスの向上が不可欠です。
- 労働量
- 独立美容師は、自分で全ての業務をこなさなければなりません。
これには長い労働時間や肉体的な労働が伴うことがあります。
- 法的および規制上の課題
- 美容業界は法的な規制が厳格であり、免許や許可が必要です。
税金や法的事務手続きについても注意が必要です。
企業するにもフリーになるのも、独立して成功するためには、計画的な準備と情熱が必要です。
また、見落としがちなのが、コミュニケーション能力の必要性。
人との関係性を良好にする能力は必須です。
この他に、独立する場合は地域との連携やコミュニティーを作る必要もあります。
独立した時こそ周囲との関係性が大切になってきます。
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悩みを解決する方法
悩みは人それぞれ
解決できれば美容を続けたい。。。かも
美容師が仕事を辞めずに悩みや問題を解決するための具体的な方法を以下にまとめました。
気になる項目は ▼/▲ をタップして確認してください。
美容師としてのキャリアを続けるためには、問題に対処し、ポジティブな変化を促進するための努力と自己ケアが不可欠です。
自分のニーズや目標に合わせて、適切な対策を講じることが成功の鍵です。
美容師辞めたい!|悩みの解決策とその後のキャリア|まとめ
美容師を辞めるかどうかの決断は、悩みや問題に対する個人の回答です。
この記事で考えるべき要点やアプローチについて知り、より明確な視点を持つ手助けになっていれば幸いです。
美容師としての経験やスキルは、将来のキャリアにおいても有益である可能性があります。
また、新たなキャリアに挑戦することで、自己成長や新たなチャレンジが待っています。
最終的に決断を下す際には慎重に検討し、自分の幸福と成長を最優先に考えることです。
どの選択をするにせよ、美容師としての経験は、あなたの人生とキャリアにおいて、貴重な資産であることを忘れずに。
自分で選んだ道は、きっとすべて正しいです。
自身の可能性を信じ、前向きなステップを踏めることを祈っています。
美容学生用ですが、就職活動の考え方と実際の動き方をまとめた記事も用意してあります。
気になる人は下のリンクから、のぞいてみてください。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
また次の記事で。