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美容師の収入/初任給からインセンティブ計算例
今回は美容師の現在の給料体系について書いていきますね
- 新卒初任給18万以上(東京/関東圏)
最低賃金の規定によりだいたい決まっています(それを守らない店もあります)
決して高卒のそれと比べると低くなくスタートします。
そしてここからは厚生労働省などのデータではなく、就職サイトのデータ、そして学校の求人票と店の内情などから得た総合的な情報になり、私個人の見解です(東京/関東圏)
美容師の年収
20代前半 (アシスタント) |
2,000,000円台 前半 |
---|---|
~25歳 (スタイリストデビュー点) |
250,000円台~ |
20代後半 (スタイリスト) |
2,500,000~10,000,000円超 |
急に桁が違うものを書きましたが、ここまでの収入を得ている人は一握りです。
大きな差が出るのはスタイリストになってからです。
美容室の給料体系
- アシスタント 固定給+店販
- スタイリスト 固定給+売上のインセンティブ+店販
という店が多く、スタイリストは実力によって大きく変わります。
- 固定給は会社の規模によって多少変わり、規模が大きい方が高い傾向です。
- インセンティブというのは個人の売り上げ金額に対して○○%という歩合の事です。
- 店販はスタイリング剤やシャンプー、トリートメントなどの商品の売上のおよそ3%です。
- この他に店によって住宅手当や通勤手当などの各種手当がプラスされます。
アシスタント /固定給
例)固定給180,000~190,000
総支給額180,000円プラス手当×0.9= 手取り額 162,000円前後
アシスタントのころは大きく給料が変わることはないと思います。
スタイリスト /固定給+売上のインセンティブ
例) 固定給200,000 売上1,000,000 インセンティブ20%の場合
固定給200,000+1,000,000×0.2 = 400,000円
総支給額400,000円プラス手当×0.9= 手取り額 360,000円前後
- 今回の例はインセンティブの設定はMAXに高くした場合で、会社によってインセンティブの利率が変わります。
- 他に通勤手当や住宅手当など各種手当がプラスされます。
- 各種手当を入れて総支給となり、その総支給額から所得税や保険料などが引かれます。
つまり、アシスタント、スタイリストともに総支給の9割程度が手取り金額になります。
番外編:フリーランス /完全歩合制
例) 売上1,000,000 インセンティブ70%
1,000,000×0.7 = 700,000円
総支給額700,000円= 手取り額 700,000円
ということになります。
正社員として働くよりも利率は高いですが、各種手続き関係すべて自分でやるようになり、実際はこの金額から保険料や所得税などが引かれるので630,000円前後になります。
ちなみに私は会社に所属しながら完全歩合制にしてもらいました。
年収8,000,000円以上の収入を一つの目標にするならおススメです。
他業種との比較
最後に学歴ベースの本当にざっくりした年収の比較を伝えておきますね。
1年目の平均年収
美容師 | 2,000,000円前半 |
---|---|
高卒 | 2,000,000円前半 |
大卒 | 3,000,000円前半 |
この時点で大卒とは100万円の差があります。
生涯平均年収
美容師 | 3,000,000円台 |
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高卒 | 4,000,000円台 |
大卒 | 6,000,000円台(大学のランクによって差があります) |
もっと詳しい数字を知りたい方のために厚生労働省令和元年度賃金構造基本統計調査PDFがあるようなのでリンクを貼っておきます
勿論、業種によって全然違いますが、これだけ見るといくら好きとは言え、夢も希望も無くなりますよね。
でも、美容師はやり方さえ間違えなければ好きな仕事が出来て、収入も人よりも多く出来る仕事です。
ちなみに収入の高い業種は、電力会社、金融、ITです。
IT業界はちょっと見てみたい人のためにプログラミングスクールの無料カウンセリングサービスがあるようなのでリンクを貼っておきますね。
- 美容師だけでなく、どの業種でも雇用体系の欧米化が進み、終身雇用は崩壊し年齢とともに給料が上がるということはなくなってきています。
- 今よりも実力主義の社会になり、人によって収入は大きく変わるということです。
- 会社に依存している場合じゃないです。
まとめ
- 初任給180,000円~
- アシスタント 平均年収 2,000,000円~
- スタイリスト 平均年収 2,500,000円~+インセンティブによる収入
- フリーランス 完全歩合 売上次第
美容師に限らず、どの業種でも個人の生産性(少ない時間、コストでどれだけ効率的に働けるか)が重要で、それによって収入が変化します。
自分の時間を大切にしながら、収入も安定させていきたい人は下に貼ってあるリンクの記事をみてください。
きっと何かしら気づきがあると思います。
今回はある意味当たり前のことも多く、現実的過ぎるくらいに書いてみました。
実際に知りたいこととマッチしてたらうれしいです。
下のリンクは集客力をあげ、売り上げを上げる方法を出来るだけ具体的に記事にしています。
売上1,000,000円以上/顧客人数100人以上を達成できるための記事です。
今回の記事を読んだ人は必ず見てほしいです。
それではまた。