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国家試験

美容師国家試験│公衆衛生・環境衛生│過去問解説

衛生管理の教科書で冒頭にある「公衆衛生」「環境衛生」に関してはポイントをしぼりづらく、全体を網羅する必要があります。

それほど範囲は広くありませんが、油断せず問題を通して理解していきましょう。

美容師国家試験│公衆衛生・環境衛生│過去問集

覚えるポイントが具体的になるので過去問集を用意しました。

1問ごとに解答と解説をしているので、出題文とリンクした覚え方ができます。

各問題の最後に下記のボタンを用意しているので、希望の回をタップして移動すると便利です。

※奇数№が冬の試験、偶数№が夏の試験です。

第50回過去問(最新)

問11.保健所に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

① エイズ対策の一環として、エイズ患者の治療を実施している。

② 人口動態統計など管内の地域保健に係る統計をまとめている。

③ 生活衛生、食品衛生関係施設などの監視や指導を実施している。

④ 保健所には、医師が配置されることになっている。


問12.出生率と死亡率に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

① 合計特殊出生率とは、15歳から49歳までの女性の年齢別出生率を合計したもので、一人の女性が一生の間に産む子供の数に相当する。

② 第2次ベビーブーム期の合計特殊出生率は2を少し上回る状態であったが、そのあとは2を下回る状態が続いている。

③ 年齢構成の異なる集団間の死亡率の比較では、人口に対する1年間の死亡数である粗死亡率が用いられる。

④ 人口の高齢化に伴い、心臓病の粗死亡率が上昇している。


問13.2015年の悪性新生物(がん)の統計に関する次の記述のうち、正しいものの組み合わせはどれか。

a 全悪性新生物の粗死亡率は、減少傾向である。
b 胃がんの粗死亡率は、減少傾向である。
c 男性の部位別にみた粗死亡率の第1位は、肺がんである。
d 女性の部位別にみた粗死亡率の第1位は、子宮がんである。

a b

b c

c d

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問14.下水に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

① 下水には台所などで使われた生活排水の他、各種工場から出る産業排水などがある。

② 下水には、病原微生物や寄生虫卵、有害物質が含まれている場合がある。

③ 下水処理で発生する汚泥は、肥料やレンガなどに再資源化される技術が実用化されていないことから、すべて埋立処分が行われている。

④ 下水処理が行われた後に河川などに放流される水の水質については、法令で規制されている。


問15.廃棄物の処理に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

① 美容所から排出される廃棄物も、法律による規制の対象となる。

② 廃棄物は、一般廃棄物と産業廃棄物とに大別される。

③ 家庭から排出されるごみは、焼却される場合が多いが、再資源化されるものや埋め立てられるものもある。

④ 産業廃棄物は、市町村が処理しなくてはならない。


その他の過去問も下記のボタンから移動できます。

※上記の過去問は第50回です。

問題文がシンプルで、出題傾向がわかりやすい模擬問題集のリンクを貼っておきます。

過去問で難しく感じるところもわかりやすく出題されています。


2025-2026年版 美容師国家試験合格対策&模擬問題集 [ JHEC[日本美容教育委員会] ]

第49回過去問

問11.母子保健に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

① 妊娠したことを市町村に届け出ると、母子健康手帳が交付される。

② 乳児の生存は、出産前も含めた母体の健康状態の影響を受ける。

③ 医療機関等での妊婦の健康診査は、病気のある妊婦が対象である。

④ 1歳6か月児や3歳児の健康診査では、心身の異常の早期発見や栄養指導が行われている。


問12.生活習慣病と健康増進対策に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

① 生活習慣には、食事や運動、喫煙が含まれる。

② メタボリック症候群に着目した特定健診・特定保健指導は、30歳以上60歳未満の人が対象である。

③ 生活習慣は、心疾患の発病に関与している。

④ 「健康日本21(第2次)」は、健康寿命の延伸と健康格差の縮小を目指している。


問13.糖尿病に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

① 1型糖尿病の主たる原因は、食事や運動などの生活習慣である。

② 進行すると、腎機能障害や網膜症などを合併することがある。

③ 心臓病の危険因子の一つである。

④ 発症予防や重症化予防が、健康寿命の延伸につながる。


問14.室内の照度と照明に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

① 室内の照度が不適当な場合は、近視、眼精疲労、頭痛、作業効率の低下などを起こすことがある。

② 一般に日常生活に不自由のない明るさは、20から30ルクス程度である。

③ 理容所及び美容所における衛生管理要領では、作業中の作業面の照度が300ルクス以上であることが望ましいとされている。

④ 作業場所だけを明るくする局所照明と、部屋全体を明るくする全般照明とがある。


問15.アタマジラミに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

① 頭皮に卵を産む。

② 幼虫、成虫とも頭皮から吸血する。

③ 保育所や幼稚園で集団発生することがある。

④ 櫛(くし)やタオルの共用でうつることがある。


その他の過去問も下記のボタンから移動できます。

※上記の過去問は第49回です。

問題文がシンプルで、出題傾向がわかりやすい模擬問題集のリンクを貼っておきます。

過去問で難しく感じるところもわかりやすく出題されています。


2025-2026年版 美容師国家試験合格対策&模擬問題集 [ JHEC[日本美容教育委員会] ]

第48回過去問

問11.保健所に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

① 地域における公衆衛生の第一線機関である。

② 感染症の予防や精神保健、難病に関する事業を実施している。

③ 食品衛生関係施設の監視や指導を実施している。

④ 介護認定審査会が設置されている。


問12.わが国の平均寿命に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

① 2015年の平均寿命は、男女とも80年を超えている。

② 2015年の男女の平均寿命の差は、10年以下である。

③ 平均寿命は、2015年がピークである。

④ 戦後の平均寿命の延びの一因は、公衆衛生の向上である。


問13.喫煙と飲酒に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

① わが国の女性の喫煙者率は、2005年以降上昇し続けている。

② たばこの煙には、多種の発がん物質や発がん促進物質が含まれている。

③ 受動喫煙の防止が、健康増進法に定められている。

④ 飲酒に起因する健康障害には、アルコール依存症のみならず、脳卒中、がんなども含まれる。


問14.日本の四季と疾病に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

① 春季には、スギやヒノキによる花粉症の患者が多くなる。

② 梅雨明け直後は、多くの人が十分に暑さに慣れていないため、熱中症リスクが高くなる。

③ 夏季には、ウイルス性の食中毒の発生件数がピークとなる。

④ 冬季には、季節性インフルエンザの患者が多くなる。


問15.一酸化炭素に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

① 不快な臭いがする。

② 赤血球のヘモグロビンとの結合力が酸素より強い。

③ 人間の健康に対する影響はない。

④ 空気中には窒素に次いで多く含まれる。


その他の過去問も下記のボタンから移動できます。

※上記の過去問は第48回です。

問題文がシンプルで、出題傾向がわかりやすい模擬問題集のリンクを貼っておきます。

過去問で難しく感じるところもわかりやすく出題されています。


2025-2026年版 美容師国家試験合格対策&模擬問題集 [ JHEC[日本美容教育委員会] ]

第47回過去問

問11.わが国の2015年の統計指標に関する次の組合せのうち、Aの数値がBの数値より大きいものはどれか。

① A:肺炎死亡者数   B:心疾患死亡者数

② A:男性の平均寿命  B:女性の平均寿命

③ A:女性の粗死亡率  B:男性の粗死亡率

④ A:死亡数      B:出生数


問12.生活習慣病に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

① 脳血管疾患の死亡率は、2000年以降減少傾向にある。

② 悪性新生物の年齢調整死亡率は、増加傾向にある。

③ 虚血性心疾患の患者数や死亡者数は、40歳代以降で加齢とともに急速に増える傾向がある。

④ 2型糖尿病は、肥満や運動、食事などの生活習慣の改善によって予防できる場合がある。


問13.次のうち、わが国の2015年の65歳以上人口はどれか。

① 約1200万人

② 約2300万人

③ 約3400万人

④ 約5500万人


問14.カビとダニに関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

① 室内の天井や壁に発生している黒カビは、アレルギー反応を引き起こすことはない。

② カビの発育は、酸素や湿度、温度、栄養によって影響を受ける。

③ ダニのなかには、人の皮膚から落下するフケや垢(あか)を栄養とするものがいる。

④ ダニの死骸やふんを吸い込んで、アレルギー反応を引き起こすことがある。


問15.下水道と浄化槽に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

① 下水道の整備により、日常生活の快適性や公衆衛生の向上が期待できる。

② 下水処理を終えて川や海に放流される水の水質は、法律により規制されている。

③ 下水道が整備されていない地域では、浄化槽が広く使用されている。

④ 浄化槽の設置や保守点検に関係する法律は、定められていない。


その他の過去問も下記のボタンから移動できます。

※上記の過去問は第47回です。

問題文がシンプルで、出題傾向がわかりやすい模擬問題集のリンクを貼っておきます。

過去問で難しく感じるところもわかりやすく出題されています。


2025-2026年版 美容師国家試験合格対策&模擬問題集 [ JHEC[日本美容教育委員会] ]

美容師国家試験│公衆衛生・環境衛生│まとめ

過去問集からもわかるとおり、公衆衛生・環境衛生は多岐にわたって出題されています。

ポイントをしぼるのではなく、何を聞かれているのかをシンプルにとらえることが必要です。

過去問の解説と並行して模擬問題(ワークブックなど)を活用するのが近道になります。

※奇数№が冬の試験、偶数№が夏の試験です。

あらためて、出題傾向がわかりやすく過去問で難しく感じるところもわかりやすく出題されている模擬問題集のリンクを貼っておきます。


2025-2026年版 美容師国家試験合格対策&模擬問題集 [ JHEC[日本美容教育委員会] ]

国家試験はある意味、筆記勝負です。

教科数も多いので大変ですが、最後までできることを頑張ってください。

応援しています。