- 1年目の美容師の大切にすべき技術がわかります。
いよいよ美容師、そして、社会人としての1年目が始まりますね。
技術出来るかな。働く前から不安。
行きたくなくなってきたな…
実はボクも就職する前は、とてもネガティブに考えていたんだ! コミュ障だったしね。。
でも、大丈夫!!
今回の記事は、少しでも不安を解消したい。そんな人に向けた記事になります。
前回同様に、美容師1年目の人は何をしたら良いか分かります。
「1年目の技術は何が喜ばれるか」参考にして下さいね。
この記事の全体構成は
- 「何が喜ばれる技術か」最初に箇条書きにしています。
- 次に一つ一つの技術の解説と具体例。
- その技術をするホントの理由。
- 最後にまとめになります。
目次もあるので、見たいところに移動してくださいね。
それでは本題に入りましょう!
Contents
本当に喜ばれる技術とは
はっきりさせておきますが、1年目の、いわゆる新人に対してお店のスタッフもお客様も技術の期待はそれほどしていません。
でも、求められることはあります。
そんな新人に求めている技術をここにまとめました。
- クロス掛け
- タオルターバン巻き
- コーミング&ドライ
そう思うよね!でも、ちょっと違うんだ。
もう一度確認するね!
この記事は「喜ばれる技術とは何なのか」を解説しています。
最後まで素直に、この記事をしっかり読みましょう。
クロス掛け


クロス掛けといっても、そのクロスをかけるまで色々なことをしなくてはいけません。
お客様の誘導
アシスタントとして入店したあなたが、最初にお客様と一人で接して、行動に移すのは受付です。
これは技術ではないので、今回の記事では省きますが、接客の部分から始まる技術だということは、ここで理解しましょう。
カウンセリングがおわり、カウンセリングブースからセット面やシャンプーブースに誘導します。お客様は店の構造を知らないと思って誘導しましょう。
(* ̄3 ̄)╭コレイガイトキヅカナインダヨナー
ここではシャンプーブースにお通しした想定で話を進めていきます。
ひざ掛け
ひざ掛けをする時に自己紹介する店もありますが、その辺りは省きます。
ひざ掛けで大切なのは、お客様と向き合った状態で掛けるということです。自分の左手がお客様の右手側、自分の右手がお客様の左手側です。
向き合わないでひざ掛けをすると、自分の右ひじが、お客様の顔に向かって動き嫌な気持ちにさせてしまいます。意外と自分で気づかない行動なので知っておきましょう。
(〃` 3′〃)ナンカヨクワカラン
(o′┏▽┓`o) ダイジョウブジャ ヤッテミレバワカルjo
この時点でお客様の中には「この人大丈夫。」と判断する人もいます。
タオルを首に巻く
クロスをつける前にタオルを首に巻きます。
実はこれが最重要事項です。
首にスキマなく、ピッタリと添わせるようにタオルを巻きます。
例えるなら、首にシールを貼るイメージです。
タオルにテンションはかけないように注意しましょう。
シャンプークロスを掛ける
これは、タオルがちゃんと出来ていれば問題ないです。
自分の手がお客様のアゴに当たらないようにだけ気をつけて、タオルに添わせれば大丈夫。
これもテンションかけないようにね。
タオルターバン巻き


大きく分けて2種類の巻き方がありますね。
- 髪の毛全体を覆うようにタオルを広げた状態で巻く
- タオルをねじって生え際に沿って巻く
シャンプー、パーマ、カラーの後のターバン
おそらく学校で習う方法はそれぞれなので、詳しくは書きませんが、どのやり方でもポイントは変わりません。
- お客様の顔にタオルをかからないように
- ピアスなど、引っかけないように/耳が痛くないように
- 遠慮せずタオルにテンションをしっかりかける
この3項目です。ロングの人には特に3つ目が大切です
簡単に言うと歩いてもタオルが落ちない程度に強く巻きましょう。
パーマ施術中のターバン
これはとにかく丁寧に、かつスピーディーに巻きましょう。
このターバンはお客様にストレスをあたえます。薬が垂れてこないようにするターバンですが、耳の中も気にしなければいけない技術です。
例えるなら、風船にタオルを巻くイメージです。
(。´・ω・)ン? (・・? ワカリヅラクナイ?
焦るとお客様を見ることを忘れ、技術だけに集中しやすくなります。
自分がされていると思って、優しく丁寧な作業をしましょう。
コーミングとドライ
コーミング
コームで髪をとかすことです。ショート、ロング関係なく気にしてほしいのは、地肌の当たり方。
地肌に対して、真っ直ぐコームの歯が当たると、力が入っていなくても痛いです。勿論、痛みの感覚は人それぞれですが、感受性の強い人を想定しましょう。
ポイントは歯を自分と反対側に向けて地肌に当てて、徐々に歯を立てながらとかす。ことです。いまさらですが、緊張すると意外と忘れるので書いておきますね。
ロングの人は髪の毛が絡んでいることがあります。硬くて太い、しっかりした髪の毛の人なら大丈夫な場合もありますが、
根本付近の毛束を持って、毛先の絡みをとりながら、徐々に地肌に近づけてとかしましょう。
細くて柔らかい人は、濡れている状態が特に切れやすくなっているので注意が必要です。
ドライ
注意するポイントは
- ドライヤーの風の向き
- 毛先から落ちる水
- 顔にかかる髪の毛
- 鏡を見ながら乾かす
1~3までは意識すれば大丈夫ですが、4つ目は1年目の美容師は、意外とできません。お客様の顔が見れないというあるあるです。
ショートは特にですが、鏡の中のお客様を見ながら全体のバランスを考えながら乾かしてくださいね。
ショートでもロングでもドライでスタイル「結果」を仕上げるという考え方が大切です。
( ̄﹏ ̄;)マジ? (*  ̄︿ ̄)マジデ
細かい仕事を重要視する理由


新人の時が、お客様に対して1番慎重で、素直になれます。
その大切な時期に、ちゃんとお客様を見れるかで将来の美容師像に影響を与えます。
一つ一つの安心や心地良さが大きな信頼に繋がります。
お客様を大切にする技術を提供することで、将来の美容師像が変わってきます。
今できることを丁寧にやりましょう。
本当に喜ばれる技術のまとめ
「え、こんなこと?」と思った人は理解してもらえたでしょうか。
- クロス掛け
- タオルターバン巻き
- コーミング&ドライ
多くの人が、マニュアルに沿ってシャンプーやトリートメント、カラーやワインディングを練習します。そんなのは教えてくれる時間があり、練習する時間を作ってもらえるので、誰でも上手くなるに決まっています。
だから、技術単体で考えてしまい、他に目を向けることが少なくなります。
サロンワークはひとつの流れがあります。
カウンセリングから始まる一連の流れの中にある、細かい仕事が一番お客様を大切にできる技術としてとらえましょう。
一流と二流の違いはそこにあります。
ということで、今回の記事はこれでおしまい!




次は実際に働いてからの悩み相談の記事にしようと思っています。
人それぞれ過ぎて難しくない?
でも、完全じゃなくても何か解消できるようなこと書きたいな。
他にも美容師について何か気になるコトがある人は、美容師のガイドラインっていうまとめ記事があるので、そこから探してみてね。
リンクはこちらです。


最後まで読んでくれてありがとうございます。
それではまた。